なすの皮

ウズベキスタン旅行あれこれ【ウラジオストク空港のカフェは要注意】

当初はブログを書くなんて考えてもいなかったので、ご覧の通り情報も写真も少く文字多め。

ウラジオストク経由“でウズベキスタンへ行く場合の情報が少なく感じたので、帰国して数ヶ月後に決心し、ブログ開設に至る。

観光はそれなりに情報量があるので、人物とか歴史の変遷については特筆してません。

ウズベキスタン旅行経験者の先人達によるブログやWikipediaを参考にして下さい(他力本願)。

今回は旅行記で伝えたくても書ききれなかったことを書いてみる。

ウラジオストク経由で行ったきっかけ

f:id:kewlnegligent:20190817145348j:plain

年末に大韓航空で見たソウル経由13万ぐらいのチケットにあたりをつけてたのに2〜3日の間に18万弱に値上がっていた。

詳細を見ると、東京↔ソウルが4万から7.5万、ソウル↔タシケントが9万から10万への値上げ。

予算オーバーし過ぎてて茫然。

他のルートをまずは自分なりに考える。

インド経由は遠回りだから✕
タイ経由も遠回りだし、タイで遊びたくなっちゃうから✕
トルコ経由は高いから✕
ウルムチ経由は東京↔ウルムチの直行便が少なく、乗り換えが2回になるので✕

もうお手上げとなり、スカイスキャナーに泣きつく。

タシケントから直行便がある都市を逆探知した中で、日本からも直行便のある都市がウラジオストクだった。

価格も約¥130,000/人で何とか予算内。

時刻表も日程と合致していてウラジオストクを体験してみたかったので(全く観光してないけど)
ビザ不要なのと韓国料理が食べたいという理由でソウル経由を希望していた同行者を説得し、ウラジオストク経由で行くことに。

この時はウズベキスタン航空のサイトで予約できることを知らなかったので、スカイスキャナーで一番最初に出てきたtravel2beというスペインのサイトでウラジオストクタシケントの航空券を予約。

何となく気になったので口コミを調べると、悪評が出るわ出るわ。不安しかない。

その後、ウズベキスタン航空の英語サイトの存在に気付き、確認したら無事に予約できていた。

ヒヴァとブハラ行くならどっち

結果的にどちらも行けたんですけど。

当初に計画していた大韓航空の日程だとどっちも行くのはちょっとキツイ感じだったので、どちらかにするか悩んでいた。

ググると同じ悩みを抱える人が質問していて回答には色んな意見がある。

ブハラおすすめ

ヒヴァの方が好きー

どっちもいい街だから気合い入れて行け!

そりゃそうよね。個人の好みだもんね。

大韓航空を諦めたらどちらも行ける日程になったので、悩んでる方のために私と同行者の気に入った街ランキングを発表します。

まず私から。
①ヒヴァ
②ブハラ
サマルカンド

次に同行者。
①ブハラ
②ヒヴァ
サマルカンド

たった2人でも意見割れたよ。
ということで結果、参考になりませんすみません。

電車で隣に座ってたキラキラ女子2人は「やっぱりサマルカンドが一番だよねー」って言ってたので、本当に千差万別。

私はこの街並みが好きでヒヴァが一位。

f:id:kewlnegligent:20190915174504j:plain

小ぢんまりしているので観光は半日あれば大丈夫でしょう。イチャンカラだと夜はあまり楽しめないのが残念。

ブハラはレストランもホテルも多くてすごく滞在しやすい。

スィトライ マヒ ホサ宮殿やチョル=バクルは少し離れた所にあるから、3都市の中で一番観光に時間が必要かも。

それでも一泊(滞在時間は28時間)で周れたけど、日程に余裕があればあと一泊とってのんびりしたかった。

サマルカンドは憧れのシャーヒズィンダ廟群はすごくよかった。泊まった宿もすごくよかった。

レギスタン広場のメドレセは他の都市より大きいし見応えはあるんだけど、都会だからか全体的に趣きが無いように感じた。

メドレセの中も殆どお土産屋だし。

私としてはサマルカンドこそ一泊でよかったかもしれない。

ヒヴァのホテルからオーバーブッキングの連絡

ヒヴァでの宿泊は当初アーカンチホテルを予約。

出発の1ヶ月前ぐらいに「オーバーブッキングをしてしまいました。申し訳ありませんがキャンセルして下さい。」とメールが届く。

数日後にBooking.comからもメールが届く。

ホテルからBooking.comへは前払い金の確認ができていないから部屋の確保が難しいと報告してた様子。

サイトには「現地で支払い」と記載されているにも関わらず、ホテルへ連絡して前払いするよう促される。

双方の言い分が違うので戸惑いつつも、どうせ宿泊費は支払うんだし寝床は確保しておきたい。

まずはBooking.comからメールが届いたことを伝え、前払い方法と確保できるかホテルへ聞くと「オーバーブッキングだから無理」と素っ気ないお返事。

オーバーブッキングが本当の理由なら何故違う理由をBooking.comへ報告したのか、不信感満載。

代替ホテルはないの?と再度メールしても返信なし。不信感爆発。

ホテルにも色々と事情はあるんだろうけど、無視はないでしょうよ。

詳細を確認したいこともあって、Booking.comへ一連の流れを報告。
やはりホテル側からはオーバーブッキングとの連絡はなかった模様。

原則としてオーバーブッキングが予約キャンセルの原因である場合は代替ホテルを紹介するように依頼しているそう。

システム上でホテル側が私にオーバーブッキングとメールしていることが確認できたので、紹介するように依頼するから少し待ってて、とのこと。

「品質向上のために会話を録音します」的な機能をまさか自分が使われることになるとは。

そっちはそっちでお願いして、自分でも再度検索を開始するも、ヒヴァはホテルが少なくこの時点で殆どの宿が満室。

諦めずに検索すること数日、少し前には空きがなかったはずのイスラムベックヒヴァが出てきたのですぐさま予約。

助かった。スタッフもとてもフレンドリーで結果的にこちらへ宿泊できて良かった。

するとBooking.comからも代替ホテルにイスラムベックヒヴァはいかがでしょう?とメールが。

早く言ってよとも思ったけど、ヒヴァは宿が少ないから仕方ない。
きちんと対応してくれたBooking.comには不満は無いです。

この件で初めてBooking.comから電話がかかってきた。発信地はタイ。
女の子がたどたどしく話す日本語がとても可愛らしくて癒されてしまった。

ロシアへ入国できないかも問題

同行者がアエロフロートで姓名逆で予約してた(アホ)。

気持ちも分かるんですよ。私もsurnameって姓だっけ?ってよくなるから。

チェックイン時に、入国できなくても弊社は一切の責任を負いませんと書かれた紙に署名する。

これでロシアへ入国できなかったら、今までの苦労が全て水の泡となる。

ルート考えたり、英語力ほぼ0なのにadvantourとやり取りしたり、ホテルや国内線予約したり。

何より憧れのウズベキスタンへ行けない。

そんなこんなで私が悲壮感を物凄く醸し出してたんでしょうね。

地上係員のお姉さんに、「入国できなかった例はあまりありませんが、出来ない場合もあることを考えて念の為ですので…」と気を遣われる。

何も問われることなく入出国できたからよかったものの、入国拒否されてたらと思うとおそろしあ。

飛行機飛ばないかも問題

f:id:kewlnegligent:20190817150110j:plain

ダークな気持ちで保安検査場に向かうと、係員のお姉さんが「この便って今日飛んでるんですか?」と聞いてきた。

「発券されたんだから飛ぶのでは?」と言ったら「確認してきますのでおまち下さい!」とアエロフロートのカウンターへダッシュで向かって行った。

もう勘弁してと思いながら待つと、「飛ぶみたいです!すみませんでした。」とのこと。あーよかった。

その後ANAの免税店でチケットのバーコードが読み取れず「臨時便ですか?」と聞かれ何となくまた不安に。

結果的にきちんと飛んだけど、何でこんなことを聞かれたのか今でも謎。

【注意喚起】 ウラジオストク空港のコーヒーが一杯4,333円

f:id:kewlnegligent:20190817145733j:plain

帰国してクレカの明細を確認すると身に覚えのない請求があった。

まさか不正利用かと思って店名でググると、ウラジオストクから日本へ帰国する際にコーヒーを買ったお店が表示された。

ウラジオストク空港を入って1階の右側の方にあるPekarnya Mishelya というカフェ。

水色と白とピンクの可愛らしい店舗用テントが飾ってある。

www.tripadvisor.jp

このお店ではコーヒーしか買っていないのに請求額は2,500ルーブル≒4,333円。

こんな高級店では無いはずと思い、メニューを調べると私が頼んだアメリカーノのダブル(スタバでいうところのグランデ)は160ルーブル≒276円と普通のカフェ。

寧ろ空港のカフェでこの値段だったら安い。

2,500ルーブルってコーヒー約15杯分。そんなに飲めないから買ってない。

もし仮に他にもパンやら飲み物やら買っても2,500ルーブルも使わないよ。

何度も言いますが、コーヒーしか買っていません。本当に。

あああああ、やってしまった。

空港でそんなことは起こるまいと油断し過ぎて、決済端末の金額を全く見ずに暗証番号を入力してしまった。

しかもレシートを破棄していたので、どのように請求されているかももう分からない。

いくら疲れてたとはいえアホにも程がある。

しかしですね、この時に対応してくれた店員にも疑問を感じるわけですよ。

超絶やる気がないようで声かけてもうんともすんとも言わず、注文してもずーっと携帯いじってる。
そこで「すん」と言われてもイラつくだけだけど。

やる気なくても携帯いじりながらでも、最低限の仕事を全うしてくれるならいい。
けど実際には金額を打ち間違えてるわけで。
それも160を1,600と打ち間違えるならまだしも、2,500なのが解せない。

ダメ元でお店に2回メールをするもスルー。
カード会社に電話するも、私が暗証番号で承認しているので調査はできないとの回答。そりゃそうだ。

それ以降、クレカ決済の際はじっとりと金額を確認するようにしてます。


以上が今回のウズベキスタン旅行にまつわる諸々です。
私と同行者のアホさ加減がよりお分かり頂けたかと思います。
ぜひ参考にして下さい。ならないと思いますが。