ウズベキスタン旅行5日目②:サマルカンドでスムの入手に難儀した日
サマルカンドの駅を出るとタクシーのおっちゃんが声をかけてきた。ホテルまで50,000スムだと。
たけぇ。
しかも手持ちがもう20,000スムぐらいしかないので考えていたら、同行者が私の財布から5ドル札を見せていつの間にか交渉成立。
5ドルの方が安いけどいいのかおっちゃんよ。
その前に勝手に5ドルで交渉するな同行者よ。高いよ。
と思いつつも面倒くさいので早々に諦めてタクシー乗車。
駅を出てから2〜30分でホテルに到着。
ラバットブティックホテル
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もうちょっとで着きそうだなと思っていたらおっちゃんが迷い始めたので、google mapを見ながら私達がナビゲート。
レギスタン広場を過ぎて少ししたら左に曲がると、突き当たりに色々な宿の看板が貼ってある。
なのに、突き当りを右に曲がればあるはずのこの宿の看板は貼られて無い。
google mapを信じて右を曲がって少し進んだらあったので一安心。
建物に掲げてある看板が小さめなので危うく見落とすところだった。
ヒヴァやブハラの宿も良かったし、お薦めできる。しかしこの宿は格が違う。心の底からお薦めする。
建物も素晴らしいし、何よりオーナーやスタッフのホスピタリティが本当にすごい。
その原動力はどこから来ているのか不思議に思うと同時に、見習いたいとも思った。
隣の席の主任にすぐイラつくような器の小さい私には到底無理そうだけど。
さて、夕方のサマルカンドを観光。まずはやっぱりレギスタン広場。
ドーン!スケールが違う。
夕方は中に入れないので柵の前でしばし眺める。
移動して木の下のベンチに座ってたら右手の小指がカーっと熱くなったので見てみるとムクドリの糞がかかってた。
インドで遭遇した鳥の糞詐欺を思い出す。
資金繰りをしようと宿のスタッフに聞いた方向へ歩いてもATMが見つからない。
闇両替は情報通り淘汰されたようで、それっぽい人も全然いない。
レギスタン通りでやっとATMを見つけ喜んだのも束の間、キャッシングはできず。
中に人がいたので覗いてみたら、ひょうきん懺悔室の神様ばりに✕を出される。
とぼとぼとタシケントロードを歩いてたら銀行とATMを発見。
先程のATMと同じなので諦めようとしたら、偶然にも銀行から行員ぽい人が出てきたので捕獲。
必死に両替をしたいことを伝えると、ATMに連れて行かれた。
そのATMはキャッシング出来ないんだぜと思いながら見ていると、彼が何か操作した後に手を出してきたのでカードを渡したら首を横に振られる。
同行者は分かっていたようで、ドルを渡せ!と言われ渡すと、彼が機械に入れたドルがスムに化けた。
このATMはドルからスムに両替ができるのです!素晴らしい!
ただし、自分で操作したわけではないので操作方法は分かりません。すみません。
一応地図を載せますが、このATMは割とどこにでもあります。
腹ごしらえじゃー!ということで、いい匂いと煙を出していた店にふらっと入る。
調べてみるとSTARIY GORODというお店っぽい。
今まで入ったお店よりも割とローカル向けな味で、ちょっと癖がある感じがするかも。
ナンはこのお店が一番おいしかった。
宿へ戻ると、中庭の座敷でこれからブハラへ夜行列車で向かうという日本人のタケコさん(仮名)がスタッフと談笑していた。
お前もこっち来いやとスタッフが呼んでくれたので、英語話せない上にコミュ障なくせに混ざる。同行者は混ざらず。
スタッフは既にウォッカを1.5本飲んでいて新橋感がすごい。なので、新橋さん(仮名)とさせてもらう。
お前も何か飲めやということで、ワインを頼むとまさかのフルボトル登場。
ほとんど私一人で飲み、さらにどっかで造った自家製ワインも頂く。ちなみにタケコさんはコーヒーなのでシラフ。
お腹がはち切れそうなのにお手製のオリヴィエサラダをおすすめされたのでつまむと、すごく美味しい。レシピ聞いときゃよかった。
さらに新橋さんが酔いながらピスタチオと思しき食物の殻を剥いてくれるのでそれも食べる。このままでは本当にお腹がはち切れてしまう。
しかしタケコさんが、「これピスタチオじゃなくてあんずの種かも。食べ過ぎるとヤバいらしい。」と恐ろしいことを言うので手を止めた。
何がヤバいのか問うと覚えていない様子。そこ肝心よ。
気になりつつも結局調べてないので、現時点でも何がヤバいのかは分からず。
タケコさんがブハラへ旅立ち、新橋さんがいびきをかいて寝始めたので、翌日の観光に備えて私も就寝。